地震、土砂災害、暴風雨、火山噴火など、近年様々な自然災害が発生し、ニュースや新聞などで報じています。
もし、自身が災害に遭ってしまったら、、、そんなことを考えたことがありますか。
服は?住む場所は?食べるものは?衣食住の中でもやはり一番困るのは『食』です。
災害に遭っても食べ物が届くまでに数日~1週間程、長い時には10日近くも時間がかかるといわれております。
また、「ただ食べればいい」と言う訳でもなく、栄養バランスの良い物や温かい食べ物を食べることも重要とされております。
首都直下型地震がいつ起こっても不思議ではないといわれている現在。
いつなんどき、どこで何が起こるか分かりません。まだ起こっていないからこそ、災害が起こる前に備えておくことが必要です。
災害により電気・ガス・水道が止まってしまうと通常口にしている料理や食事を口にすることはとても難しくなります。
流通も止まり、スーパーやコンビニにも商品が入荷するまでとても時間がかかれば、食べ慣れないカップ麺や乾パンなど保存のきく食事で食べ繋ぐ必要があります。
災害により満足な生活ができない中での食べ慣れない食事。大きなストレスの中でさらに新しいストレスがのしかかってきます。
ストレスを少しでも軽減させるためにも、普段から食べ慣れているレトルト食品や保存食を備えるようにしましょう。
人間の身体は体温を維持することで体力・免疫力を保持します。
1度体温が低下すると免疫力は3割も低下するといわれており、体温は大変重要となっております。
人は「食べる」ことで食品から栄養を吸収しエネルギーを作り出します。
しかし、冷たい食べ物ばかり口にすると体温は上がるどころか、下がる一方で免疫力の低下をさらに招きます。
また、温かい食事を口にすることで昂ぶる気持ちが鎮まったり、ストレスを少し和らげることもできます。
少量の水で発熱し食品を温めるグッズなどお手頃な価格で販売もされておりますので、食べ物や体温を温める発熱剤は一緒に備えておきましょう。
しかし、食べ慣れている食品でも毎日同じものを食べていれば自然と栄養が偏り、健康も害してしまいます。
栄養が偏ることにより、風邪や病気にもかかりやすく、慣れない生活によるストレス・寝不足によって体力・気力が損なわれます。
そうならないためにも、備える食品は栄養バランスを考えて選びましょう。
タンパク質不足にならないためには、肉や魚の缶詰を。
肉や魚、卵など生鮮食品が手に入らない中では、缶詰を備蓄することでタンパク質を補いましょう。
また、ドライフルーツなどでビタミン・ミネラル・カルシウムなどを補いましょう。
食物繊維の豊富なプルーンは便秘も防いでくれるのでおすすめです。